厚生労働省が2009年7月16日に公表した日本人の平均寿命は男性が79.29年、女性が86.05年で、いずれも過去最高となっています。
特に女性の平均寿命は世界一。
男性も世界4位とのことです。
そんな長寿国日本ですが、歯にも平均寿命があるということをご存知ですか。
歯の平均寿命は部位により異なりますが50~70年といわれており、特に奥歯の寿命は短いとされています。
また、性別によっても歯の平均寿命は異なります。
世界一の寿命を持つ日本の女性ですが、歯の寿命は男性が59.8年、女性が58.5年と、歯の寿命は女性の方が短いといわれています。
女性の平均寿命は男性よりも7年近く長いにも関わらず歯の平均寿命は1.3年短くなっています。
女性には女性ホルモンの分泌量の変化によって、歯周病で歯を失うリスクが高くなる時期(思春期・更年期などの身体の変化、月経や妊娠、老化など)があるからです。
大まかに計算しても、男性は平均20年、女性は平均28年もの間、歯がない状態で生活していかなければいけない可能性があります。
しかし、本来歯には寿命はなく、簡単に失ってしまうものではないのです。
歯の寿命が短いのではなく、日頃のケア不足が歯の寿命を作り出しているのです。
自分の歯を知ってください。
歯を気にかけ、正しい歯磨きや定期的なクリーニングや健診をすることをお勧めします。
当院では予防歯科にも力をいれております。
もし心配事やわからないことがございましたら、お気軽に当院にご連絡ください。