※下記の診療は系列医院である 六郷歯科クリニック (電話番号:03-3738-6280) にて行っております。
矯正治療
歯並びが悪いと歯ブラシが難しくなり、虫歯や歯周病(いわゆる歯槽のうろう:歯を支える骨がやせて歯がぐらぐらしてしまい、いずれ歯が抜けてしまう病気)の原因となります。 矯正治療には第一段階の子供の矯正治療と第二段階の大人の矯正治療にわけることができます。
大人の矯正治療は、全ての永久歯に装置を付けてワイヤーで並べる“大人の歯の矯正治療”です。ただし、大人の矯正治療では歯並びの改善はできますが、顎の前後的な位置の改善は手術を併用しなければ治すことは難しくなります。しかし、子供の段階の矯正治療であれば顎の成長を促し、骨格的な不正を改善しやすくなります。子供の矯正治療の開始時期は乳歯と永久歯の生え代わりの時期(6~10歳)が最も良いとされています。
また、乳歯の受け口も下顎が前に出る成長の原因となるため、早めの受診が理想的です。
治療の流れ
1.初診(相談)
歯並びや咬み合わせについて、気になる点やご希望、ご質問などをうかがいます。治療の期間、流れ、費用などの概要をご説明いたします。
2.検査
レントゲン撮影、顔写真、口腔内写真の撮影、歯型をとり、治療していくうえで必要な検査を行います。
3.検査・診断
検査の結果と治療方針を説明いたします。治療方法がいくつかある場合は患者さん本人と話し合い、最終的な治療方法を決定します。
4.動的治療
第1期(子供の矯正治療:乳歯列~混合歯列期)
子供の矯正治療は、将来的に骨格的な異常(非対称な顔の成長や上あごや下あごの過度な成長など)や、歯並びや咬み合わせの異常(歯並びが悪いことで歯磨きがむずかしくなったり、食物をきちんと咬めなかったりするなど)が生じると判断された場合に行います。
第2期(大人の矯正治療:永久歯列期)
一般的に全ての歯にワイヤーが通る装置を取り付け、治療を行っていきます。ただし、歯並びの不正の程度によっては、取り外しができる透明な装置など、様々な装置がありますのでご相談ください。
咬み合わせの状態や、歯並びの具合、骨の硬さ、歯の根っこの長さなどの違いにより、歯の動く速度には個人差があり、治療期間は患者さんによって異なりますが、平均的な動的治療期間(歯を動かしている期間)は約2年程です。
5.静的治療(保定処置)
きれいな歯並びになった後、骨に歯の位置を覚えさせ、後戻りを予防するための期間です。患者さんが自身で着脱を行うリテーナーという装置を用います。動いた歯が顎の骨の中で安定するまで、一般的には少なくとも2年以上かかります。自身で取りはずせる装置で、はずしている時は口腔内に装置が存在しない状態となりますので、動的治療修了直後に長期に入れていない状態が続くと、歯並びが後戻りの原因となります。
個別歯科矯正相談
系列医院である 六郷歯科クリニック (電話番号:03-3738-6280) にて個別歯科矯正相談を無料で承っております。