患者様至上主義の診療空間
当院では患者様にリラックスして治療を受けていただくため、診療室だけでなく待合室やカウンセリングルームなど、細部までこだわった造りになっております。
診療台のチェアーはフィンランドのプランメカという100年以上の歴史を誇る家具メーカーから歯科に転身した会社のものです。もと家具メーカーだけあり、国産の歯科用チェアーが使うテンピュールの3倍以上の厚みを持っており、一度座っていただければその座り心地の差は一目瞭然です。
他にも全室個室やゆったりした待合室など患者様が出来るだけくつろいで診療を受けていただけるよう心をくだいております。
診療室
当院は、全室完全個室となっております。ひとつひとつの部屋は大きめにスペースをとっており開放的な雰囲気で患者様にはリラックスして治療を受けていただくことができます。
部屋ごとにも用途が分かれており、歯周病治療やインプラントの術後のケアをするメインテナンスルーム、虫歯の治療やホワイトニングなどの自費治療をするキュアルーム、インプラント手術や抜歯など外科的治療をするオペルームがあります。診療台のチェアーや設備も部屋ごとに目的にあったものになっております。
カウンセリングルーム
当院では患者様お一人お一人にお口のご相談をうけたまわったり、治療についてのご質問にお答えするためにカウンセリングルームを設けております。
この部屋ではパソコンのディスプレイを使いCTやレントゲンなどの患者様の検査データ、治療の流れをアニメーションにしたものなど画像によって視覚的にわかりやすく説明させていただきます。もちろんご家族の方も同席して説明を受けていただく事もできます。
歯科用CT(3D)
歯科用CT 3つの利点
1.被爆量が少なく、鮮明な画像
放射線の放射領域が顎に限定されるため、大学病院のCTで顎の骨を撮影するのと比べ、被爆量が少なく、鮮明な画像を得ることができます。
2.顎の骨の中の状態を正確に把握
通常のレントゲンでは顎の骨の2次元的な情報しか得ることができず、しかも大切な神経の場所や距離などを正確につかむことができません。しかし、歯科用CTの撮影を行えば顎の骨の中の状態を3次元的に正確に把握することができます。
3.インプラント以外の治療にも有効活用
一度撮影を行っていただければ顎の骨や歯の中を見ることができるので、歯周病の治療や歯の根っこの治療にも有効に活用することができます。
このように、患者様にはより安全で質の高いインプラント治療を受けていただく事ができます。これは当院のものが歯科用CTの中でも8cm×8cmという特に広い撮影範囲をもっているから可能なことなのです。
CTを有効活用した症例
CT撮影により、より正確に下顎管をみることができます。インプラントの下に写っている黒い管が下顎管です。 顎には、上顎管・下顎管という神経と動静脈の管が通っています。これらに触れてしまうと傷が付き、出血やしびれをおこすことがあります。
管に触れないよう、患者様ごとに最良の太さ・長さのインプラント(人工歯根)を埋め込んでいきますが、あまり短いと不安定な根となってしまします。
このインプラント手術にはCTだからこそ可能となった技が隠されています。 レントゲン写真とCT写真を見比べてみてください。
インプラントが正面からではわからない下顎管の裏にスペースに向けて、やや斜めに埋められています。 レントゲンでは下顎管の詳しい位置が把握できず、赤い線に触れないサイズの小さいインプラントをいれることになってしまいます。 しかし、CTを使用することにより、安全なエリアが広がり、通常より安定するサイズのインプラントをより安全に埋め込むことが可能となりました
口腔内スキャナー
当院では口腔内スキャナーによって型取りを行い、かぶせものを作成しています
歯科での『型取り』というと、粘土状の素材を口に加え固まるのを待つ、という従来の手法を思い浮かべられる方が多いと思います。嘔吐反射が出てしまう場合や、唾液や呼吸のしづらさなどに不快感を覚える場合もあり、苦手だと感じる方もいらっしゃいます。
そういった患者様にも安心して処置を受けていただけるよう、
具体的には口腔内をスキャナで連続撮影し、そのデータをコンピューター上で立体的に組み合わせ、実際のお口の状況を再現します。カメラを歯列に沿って動かすだけなので、感覚的な負担も少なく済みます。
上下の歯列データをもとに噛みあわせのデータも自動で作成できます
その他にもメリットとしては
・従来の印象材で取った型よりもズレが少なく、患者様の歯の色情報も含む正確な情報を取得できる
・取得データをその場で歯科技工所に送信することができるので、かぶせもの作成までの日数も短縮することが可能
といったことがあげられ、より精度の高い治療を実現しています
その他の設備
デジタルレントゲン(2D)
デジタルレントゲンは、従来のフィルムを使用したレントゲンよりも放射線量を10分の1以下に抑えることが出来ます。
これにより患者様の健康を損ねる事なくより安全に診断を行うことができ、さらにデジタル処理によって距離や角度の計測や画像の強調処理など診断に役立つ機能を多数備えています。